REACHとは、「Registration(登録)、Evaluation(評価)、Authorization(認可) and Restriction(制限) of Chemicals」の略。新化学物質規制とも呼ばれています。その主旨は、化学物質を使用、生産する際に、人の健康と環境にもたらす悪影響の最小化です。「生産者責任」と「予防原則」の徹底を目的としています。 既存化学物質及び新規化学物質の区分を廃止。EU域内で販売されるほぼ全ての化学物質について、企業に対して安全性評価を義務付け、そのリスク評価の結果を欧州化学庁(ECHA/フィンランド)に登録しなければなりません。すでに予備登録が始まっていますが、この登録を怠ると、既存物質であっても出荷停止などの処分を受ける可能性があります。予備登録によりREACHの段階暫時的な移行が可能となるので、予備登録期間を逃さないよう注意が必要です。
化学物質については、事業者ごとに予備登録を行う必要がありますが、登録業務の緩和のためのデータシェアリングの仕組み「SIEF」(Substance Information Exchange Forum:物質情報交換フォーラム)が設けられています。また、2009年1月1日までに、ECHAのHPにて予備登録された化学物質のリストが公開される予定です。