OHSAS18001とは?OHSAS規格(労働安全衛生マネジメントシステムOHSMS)の解説、OHSAS18001、OHSAS18000規格関連情報。

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OHSAS18001とは何か?OHSMSの国際規格であるOHSAS規格について、OHSAS18001、OHSAS18000について解説。

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OHSAS18001認証取得とは
OHSAS18001とは

■ OHSAS18001とは

◆ OHSAS18001設立経緯 OHSASとOHSMSの関係について

 OHSAS18001は、OHSMSの推奨事項をまとめたBS8800規格(1996年イギリス規格協会BSI発行)をもとに、約30の各国の審査登録機関、標準団体等が集まって1999年に発行されました。これにより、各認証機関により、乱立していた認証基準が世界的に一本化されました。

◆ OHSAS規格とガイドライン

 現在世界的に通用している労働安全マネジメントシステム(OHSMS)の規格としてのOHSASに関連するのは以下のように、OHSAS18001、OHSAS18002、ILOガイドラインになります。

・OHSAS18001:1999
  労働安全マネジメントシステム−仕様
・OHSAS18002:2000
  OHSAS18001実施のための指針
・ILOガイドライン
  OHSMS実施のためのガイドライン
 

◆ OHSAS18001とISO9001・ISO14001との関係

 現時点において、OHSAS18001規格は、ISO化されてはおりません。但し、ISO9001及びISO14001との対応表がOHSASの付属書Aという形で発表されており、マネジメントシステムとしての基本的な要件は、ISO規格と整合性が図られています。

■ 企業にとっての労働安全衛生の必要性

◆ 労働安全衛生の必要性

 健康被害や工場の事故等、多くの労働災害が発生しています。労働災害は、一度起きてしまうと、企業にとって大きな経済的損害となり、個人や社会に対しても責任が問われる事態となるものです。このため、世界各国とも強制基準により企業に対して管理を義務付けており。日本でも労働安全衛生法で雇用者の責任が定められています。この対策として、OHSAS18001認証を取得を行う企業が増えてきています。
  →労働安全衛生法とは

◆ 労働安全衛生実施上の課題

 但し、労働安全衛生対策を実施するに当たっては、企業経営上の問題点が以下のように上げられます。
・資金面の都合等から設備上の課題がある。
・リスク管理を行う余裕やノウハウのある人材がいない。
このような状況を踏まえながら、企業は労働安全衛生マネジメントの仕組みを確立していく必要があります。

◆ 労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)とは

 企業が効率的に労働災害のリスクを管理・運営していくための仕組みとして、労働安全マネジメントシステム(OHSMS)があります。労働安全衛生を設備投資等の“ハード面”だけではなく、人の側面を考慮した“ソフト面”を含めて、災害の“事前予防”を行うことのできる経営管理(マネジメント)の仕組みを構築していくものです。このための基準として、OHSAS18001認証規格があり、この基準にのっとり、体制整備することで、第三者認証機関による認証取得を受けることができます。

◆ OHSMSとしてのOHSAS18001導入のメリット

 OHSAS18001規格を認証取得し、経営管理の仕組みとして、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)を導入することにより、以下のようなメリットが考えられます。

・労働安全衛生水準の向上
・労働生産性の向上
・従業員の安全意識の向上
・リスクを想定した経営管理体制の構築
・潜在的リスクの軽減による事故発生の減少
・労働災害によるコスト負担の低減
・緊急事態への対応力がつく
・企業イメージの向上

※尚、2006年4月1日施行の改正労働安全衛生法では、OHSMS導入企業についての優遇処置が発表されています。
  →改正労働安全法についてのトピックスはこちら

■ OHSAS18001の用語・手順の解説(OHSAS用語)

◆ リスクアセスメントとは

 リスクアセスメントとは、労働災害を事前に予防するために、ハザード(危険源)を洗出し、その危険性(リスク)を評価(アセスメント)することです。労働安全衛生対策を考えていく際に、リスクアセスメントを行い、改善の必要性や優先順位をつけていきます。
※ハザードとは(危険源とは)
  将来的に災害発生に繋がる可能性のある危害の潜在的な源。

◆ ハインリッヒの法則とは

 アメリカの技師ハインリッヒが、1931年に「産業災害防止論」の中で、「障害を受ける前に、平均300回以上の危険にさらされている」と提唱しました。1件の重大災害が発生する前に、29件の軽症事項と、300件のヒヤリハットがあるといわれています。

◆ ヒヤリハットとは

 ヒヤリハットとは、事故や災害には至らないが、当事者や周囲の人々が、ヒヤリとしたりハットした経験のことをさします。このヒヤリハットを収集分析することで、危険要因を事前に察知し、対策を施すことができます。




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